擬似科学とは。擬似科学(Wikipediaより)
Wikipediaの記事にある通り、様々な事柄が擬似科学とされているのですが、ここではEMについて扱います。
擬似科学とは。擬似科学(Wikipediaより)
Wikipediaの記事にある通り、様々な事柄が擬似科学とされているのですが、ここではEMについて扱います。
平成26年3月15日、宮城県七ヶ浜町の七ヶ浜国際村でEM関係のイベントが行われ、七ヶ浜町を含め周辺の自治体と県がこのイベントに後援しています。EM関連のイベントを自治体が後援することにより、いくつかの懸念、問題があります。
イベントを開催するにあたり、主催者が後援名義使用を申請し、各自治体が使用を承認した公文書です。
こうしたイベントへの自治体の後援は、EMやその効果に対して自治体が後ろ盾、追認していると受け取られかねない問題があるため、問題点を整理して各自治体に再検討を行うようお願いをしました。
これら回答の要素一覧表をこちらに作りました。
福島県は、平成25年7月1日から9月1日まで「福島県民の日」サマーキャンペーンを企画・主催し、この記念事業の1つにNPO法人EM・エコ郡山が開催する「第4回全国一斉EM団子・EM活性液投入」が採択していました。これに対し各方面から懸念や再検討を求める声が福島県に寄せられ県が再検討を行った結果、この事業を選定事業からはずすということがありました。
今回、この件についても福島県内部でどのような再検討がされたのかを知るため、情報公開請求を行い資料を入手しました。
簡単な流れです。
文化振興課の判断で選定事業に採択
↓
外部から平成20年3月に出した水・大気環境課の見解を指摘される
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文化振興課の判断を採るか、これまでの県(水・大気環境課)の見解を採るかの二択
↓
環境センターから「慎重な判断が必要」と助言が入る
↓
文化振興課が判断を覆し、選定事業から外す
これは、文化振興課が単独で判断を覆したか、水・大気環境課との協議の上でのことなのか、あるいは上部の担当部局が動いたのかは分かりません。しかし確かなのは、事前に県(水・大気環境課)としての見解を出していたことがこの一件の要だったのだと思います。
この福島県の対応について、その背景となる以前からの福島県の動きについての資料を入手しました。こちらのページで公開しています。